それぞれの思い出

本日は持病の通院日でした。

駐車場が満杯で立体駐車場をぐるぐる回ってましたw

転活を9月からスタートするにあたり

ハローワークに提出する書類を書いてもらうのですが

基本的に未来日は受けないとのことでしたが

主治医のOKをいただき

受診後に

各種書類の発行依頼窓口へ行き

無事に発行依頼が終わり

会計をお願いして

その計算してもらっている間に

おにぎりを買って

フリースペースで

もぐもぐしていたら

隣の席に

80歳のお婆さんがやってきました。

ゲリラ豪雨がすごくて

びしょ濡れだわ

と明るく言いながら

テーブルにはアロエヨーグルトとプリンが置かれ

最近は食欲なくてこんなのばっか食べていてと

体重も痩せてきてと仕方なさそうに言ってました。

自分はゲリラ豪雨の時、地下の病棟にいたので

気づかなかったと言う話題から

お婆さんの上のお兄さん2人が半年で立て続けに亡くなられたそうで

お兄さんには可愛がってもらったのではないですか?と聞いたのですが

うん私は末っ子で女の子だったからお兄さん達には可愛がってもらったの

それはお辛いですね、寂しいですねと話したら

うん、辛いし寂しいなぁ、私ももう80歳まで生きたからいいかなぁと思う。

など言われていて

いやいやいや・・・としか言えなくて

山口県出身だそうで、関東に来た理由を聞いたのですが

美大に行きたくて上京したけど

昼間は生活費稼ぐので精一杯で学費も賄えなくて

夜間学校にも通えなくて

最終的に通信で学ぼうとしたけどうまく行かなかったのよと。

こんな若い人に話を聞いてもらってと言うので

自分の年齢の話をした時に

お婆さんが同じ歳だった頃は

子供さんを育てていたそうです。

ご出産の時に山口に帰る予定が

つわりがひどくて

山口に帰れなくて

お母さんがこちらに来てお世話をしてくれたらしく

山口からこちらに出てお母さん大変だったと思うわ

いいお母さんでしたねと言ったら

うん大好きな母でこないだも夢に出てきて

夢から覚めたら寂しくなったとしみじみ語られていました。

自分自身、人との距離の置き方が下手で

不器用で

人見知りだったり

世間話と言うのが苦手なので

少し変わってみたいと思って

今日は自分から少し踏み込んで話をしてみました。

そのお婆さんは自分の祖母と面影が似ていて

懐かしいなぁと思うのでした。

また話をしていて、他の人の人生も

物語のようなものなんだなぁと

思った次第で色々と発見した1日でした。

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かわさき

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