あの時の事

新潟県長岡市に住んでいた時の事

写真サークルに入って

その会合に初めて行った時

ブライダルのプロカメラマンをされてる方から

【プロなんて目指さない方が良い】

と一言目に言われてポカーンとしながら

正直、当時はプロになることを考えてなかったから

【そうなんですね】

と返しました。

【カメラマンは時には寝っ転がって撮ったり】

【綺麗事では無く決してかっこいい物ではない】

と言われました。

当時のかわさきのファッションはカッコつけていて

かわさきが何か勘違いしてると思われたみたいです。

確かに現在、撮影の時は必死過ぎて

どう見られてるかなど気にしないで

良い写真が撮れるように

いつもファインダー釘付けです。

結構不恰好だと思います。

子供さんの目線の高さに合わせるため

しゃがんで撮ることも多いのですが

スクワット状態になります。

【強制スクワットと呼んでます】

これが結構きつくて

この撮り方してる人が珍しいのか

保育園の先生も真似して屈んで撮るようになったり

あのカメラマン頑張ってると思われるみたいです。

現場に複数人入る場合は

他のカメラマンさんの動きが見れて勉強になります。

それぞれの人がそれぞれ良いところを盗んで撮影してる。

しゃがんで撮ってなかったカメラマンさんがしゃがんで撮るようになったり

それは良いことだなと思うのです。

カメラマンも

他の仕事でも

好きで真剣に取り組んでいたら

どんなに不恰好でもカッコいいと思うのです。

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露出問題ですが少し答えが見つかりました。

理想は撮りっぱなしで納品出来たら良いのですが

何かしら犠牲が必要と思いました。

絞り優先オートで撮影して

暗めだったら明るくするのが

1番ありなのだと思いました。

(編集作業が増えてしまうけどそれが安全)

マニュアル露出は完全な曇りとか室内なら安定しますが

天気や光の方向が極端に変わるなら

オート露出が安全だと思いました。

一回とある撮影でマニュアル露出で撮影したら真っ白な写真を量産し頭抱えた中

たまたま絞り優先オートで撮った場面は少し暗いとか少し明るいとかあるのですが納品できるレベルなのでした。

色々と試行錯誤してますがやり方がぐるぐる回ってます。

新しいやり方がいいなと思ったけど

今までのやり方もありだなとか

新しいやり方がわかったから今までのやり方にプラスアルファ出来るとか

その掴んでいくまでの過程が面白いなぁと思うのでした。

1年前のよーこさんが自分の似顔絵に添えてた言葉に

【まだ塩漬けのデータが300枚あるのです】と困りげに書いてあったのですが

今なら1時間で処理出来るから本当に変わったなぁと思うのでした。

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ちなみに最初に書いたカメラマンさんからは

やがて、撮影会に行かないか?とか誘われるようになりました。

見込みがあって声掛けられたなら嬉しいなとか思いました。

その直後に色々とあり

ろくに挨拶もできないまま

実家に戻る事になり

実現できず心残りでしたが

長岡にいた2年間は楽しかったです。

周りの大人はみんな優しくて温かくてカッコ良かったです。

丁度、2回目の大きな地震があった頃でした。

全国から助けがあったみたいでそれもあって皆さん温かいのかなと思ったりしたのです。

よそものの若造だったのになぁ。

そんな事を思うと一層頑張ろうと思えるのでした。 

色々な意味で思いっきりの良いお気に入りの写真です

かわさき