卒業式

みなさまお久しぶりです。

まだまだ体調に波があるものの

大事に過ごせています

かわさきです。

自分は長年持病持ちで、病院に通っていますが

昨日が2018年4月から通っていた病院の

最後の診察でした。

次回以降は千葉市内の病院へ転院することとなりました。

卒業した病院はよーこさんも一緒に通っていて(そもそもがよーこさんがおすすめしてくれた病院)

同じ主治医(たまたま)だったのと

主治医に対しては信頼をしていて

特に不満があったわけではないのですが

きっかけは

自分が大人の自閉症ではないかと疑ったとき

この病院では心理検査が受けられない

(自分の持病が原因で)

と言われてしまいました。

そこで

セカンドオピニオンとして千葉市内の病院の紹介状をもらい

8月に行ってきました。その時の先生に言われたのは

自閉症は生まれ持っての障害であり(先天性)

自分の持病は生まれてからの障害であり(後天性)

しかも二つの病気の関係性から言うと解明されていないことが多く

切り分けることは現時点では難しいから、あなたの主治医は心理検査は意味がないと言ったのではとのことでした。

説明してくださった先生は自分の持病に関しての研究を主にしているらしく

お人柄というか穏やかな先生で自分とも相性が良さそうで

「とりあえず心理検査はできるけど仮に自閉症だとしても診断名をつけるまでには数年はかかりますからね」との事でした。

さらに

「自分の持病はあまり良いイメージの病気ではなくて、それに自閉症と追加で診断名をつけることで患者さんに対して心理的負荷をかけてしまうので、診断したくない側面があります」

とのことでした。

その場では結論が出せず、心理検査を受けるか受けないかは持ち帰って検討することにしました。

次回の予約は入れなかったのですが(気持ちが固まったらいつでも来てくださいとのことでしたが)、診察室を出てからまた入室して改めて予約をとってもらいました。そのままなぁなぁで済ませたくなかったのです。

帰宅してから色々と考えたのですが自分の生きにくさの原因が掴めればなと思い

2回目の診察で次回、心理検査を受ける意思を伝え

自宅から病院が近くなるのと、その先生が持病の専門医というのもあり転院を希望しました。

これまでの主治医に転院の希望を伝えるのは少し勇気が入りましたが

新しくお世話になる先生がこれまでの主治医にメールで

心理検査を受けることを前もって伝えてくださったらしくさらに

毎回手作りで持参する資料に、病院が近くなり、その医師が持病の専門医であるため転院を希望すると記入したら

「それは良かった」とホッとされていました。

と言うことで次回予約で最後となったのが昨日でした。

妻と病院に向かう途中

しみじみと

「この病院にはお世話になったな、病院が自宅から近くなって、自分の病気を専門に診てもらう事ができるなぁ。ただ今の先生には良くしてもらったし、特に不満もなかったから転院に関しては慎重に悩んだんだ」

と言ったら

「その気持ち先生にちゃんと伝えてあげてね」

と言われてうんとうなずいたのでした。

そして病院へ

先によーこさんの

診察が終わり

自分の番に

診察は普段と変わらない感じでしたが

最後に

感謝の気持ちをお伝えして

自分の写真とお手紙を手渡しました。

嬉しそうな先生を見て

良かったと思ったのでした。

ある時から主治医が変わるたびに最後の診察時に自分の写真を贈らせてもらってるのです。

会計後2人で病院を出て

薬局に向かう途中

よーこさんが

「ちゃんとお礼言えた?写真渡せた?」

「私も先生に夫が先生に感謝していました。彼は不器用だからちゃんと言えないかもしれませんが、丁寧に診察や相談に乗ってくださり、先生のことを信頼していて今回は前向きな転院ですので感謝していました。とフォローしたよ。」

とよーこさんらしいなぁと嬉しく思ったのでした。

そもそも実家のある神奈川県から千葉に拠点を移した際、よーこさんのおすすめでもあった病院に移った経緯もあり

「何かあったらまたここに戻って来れば良いと思うから」

と言ったら

よーこさんが嬉しそうだったのが印象的でした。

帰りはGR III(新しくお迎えしたカメラ)でお互いを撮り合いながら帰りました。

無骨に使うのが似合いそうなスナップシューターですが今は大事に扱いたいそんな気持ちでして

撮影が終わるたびに大事にカバンにしまってました。

今までのニコンのZ5より持ち運びやすくて写りも好きで長く愛せたら良いなって思うのでした。

少しずつしか前に進まないけど

最近は自分に意識を向けることが増えた気がします。

昔はイケイケどんどんで平気だったのに

頭では大丈夫と思っても体はついていかなかったり

やりたい事はあっても

できる事もあればできない事もあったり

家族の幸せとか

家族における今、自分ができる役割とか

考える時間が増えました。

そして、こんな自分でも大切に1人の人として見てくれる

妻にも感謝です。

かわさき

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